水曜どうでしょうパート『中米・コスタリカ 幻の鳥を激写する』2004年3月

探索が開始されて1時間。
土砂降りである。

全く耐水性のない防寒具を身にまとい、
それでも、
必死に、
ケツァールを、
探索、
し続けるのであった。

ほぼ、ケツァール探索を諦めかけた、夕刻である。
一瞬の光が射し込んだの である。
モンテベルデの森に、である。

と、

同時に、

である。

聞き覚えのある、

鳴き声が、

するではないか。

当然、

疑うわけである。

あなたですね

と、

旅行会社の人に、

問いただすわけである。

口笛でしょ

と。

が、

今度は、

信じられない、

言葉が、

帰ってきたのである。

いや、

正確には、

言葉では、

ない。

しぐさ

である。

人差し指を立て、口元に立てるではないか。

静かに

の、

合図である。

同時に、

後ろを見ろ、

と。

明らかに、

様子が

おかしい。

旅行会社の人も、

遂に、

壊れてしまったらしい。

お気の毒、である。

こうして、

この企画は、

幕を、

閉じないのである!


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